看護師を辞めたい@中堅看護師
[著者: 平野雅子 (看護師 /保健師).more..]
中堅の看護師が辞めたい理由はリーダー業務
でも、中堅看護師になると、リーダー業務を任されることになります。「リーダーをやる=仕事ができる、信頼されている」という証拠なのですが、リーダーは仕事が大変になるだけで割に合わないことが多いんです。
ドクターからの指示受けはドクターの機嫌に振り回されることがあるし、新人看護師や若手看護師はミスをしていないか目を配りつつフォローしなくてはいけない。さらにリーダーは先輩看護師にも指示しなくてはいけないので気を使います。
雑用も増えるし、師長や主任からもいろいろ細かいことを言われるので、ストレスは溜まる一方です。
それに加えて夜勤のリーダーは、責任が重くなります。日勤中は師長が責任者としていてくれますが、夜勤中はいません。リーダーが夜間の責任者代行(管理代行)になります。
こんなにリーダー業務は大変なのに、リーダー手当がつかない職場もたくさんあります。手当がついても、1回数百円程度しかもらえないことが多いんです。
責任は重くなり、ストレスが増えるだけのリーダー業務は全然割りに合わないので、リーダー業務をやる機会が多い中堅看護師は辞めたいと思うようになるんです。
理想の看護ができなくて辞めたい
看護学生の頃に、「こんな看護師になりたい!」、「こんな看護がしたい」と理想の看護を思い描いたことがあると思います。
でも、実際に看護師として働くと、新人や若手の頃は目の前の仕事をこなすことに必死で、自分の理想の看護なんて考える暇も余裕もなく、すっかり頭から抜け落ちてしまうんですよね。
そして、仕事に慣れて余裕が出てきた頃、つまり中堅看護師になった頃に、ふと「あれ?私のしたい看護って、こんなものだっけ?」と思い出すんです。
確かに仕事はできるようになった、採血だって得意、仕事のスピードにも自信がある。でも、学生時代に思い描いていた看護師像と今の自分の姿にはギャップを感じる。そして、今の職場で働いていたら、理想の看護はできないんじゃないかと考えて、辞めたいと思うようなる中堅看護師が多いんです。
中堅看護師は転職すると悩みが解決することも!
中堅看護師はリーダー業務が嫌だったり、理想の看護ができないことで辞めたいと思うようになりますが、これらの悩みは自分で努力しても師長に相談しても解決できないことが多いんです。
ほかの人はリーダーをやっているのに、自分だけはリーダー業務を免除してもらうと、どうしても職場に居づらくなってしまいますし、理想の看護は自分の努力だけではなく職場の方針が大きく関係してきますから。
中堅看護師は思い切って転職すると、辞めたい悩みが解決するかもしれません。クリニックや介護施設はリーダー業務がありませんし、訪問看護も基本は1人で行動しますので、リーダー業務とは無縁です。
また、病棟でも小さめの個人病院だとリーダーを置かずに仕事をするところがありますので、リーダー業務が嫌な中堅看護師は、そういうところへ転職すると悩みは一気に解決します。
そして、理想の看護をしたい人は、それを実践しているところへ転職しましょう。たとえば、理想の看護が「患者さんとしっかり向き合う看護」であれば、療養型病院など長期入院の人が多いところの中で、きちんと患者さんに合わせた看護をしているところを探せばOKです。
でも、自分でそういう転職先を探すのは、実際問題としてなかなか難しいですよね。そういう時は、転職支援サイトを利用してみませんか?担当コンサルタントに、あなたのこだわりポイントを伝えれば、希望に合った転職先をピックアップしてくれます。
しかも中堅看護師なら、今までの看護師経験をしっかりアピールすれば、転職で辞めたい悩みを解決できるだけでなく、年収アップも狙うことができますよ!
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